アンビエント・ドライヴァー(細野晴臣)
細野晴臣の著作はほとんど購入している。
説教くさい人生論を聞くのは辛い・・・それが人というものである。
細野氏にはまったくそれがない。
辛いない。でも正しい。
マイペースで音楽活動を続けている細野氏。
でも、YMOで音楽シーンのトップを疾走した細野氏。
いろいろな面がある音楽家であり、人間である。
こういう人にしか語れない哲学がある。
しかし、結論を急がないその姿には何故か感銘を受ける。
考え方を模索する大切さ、そしてそこから得られるもののほうが結論を出すことから得られるものよりも大きいということを再認識。
くだらない哲学(宗教)ノウハウ本を買うより、これ一冊。
賢い人なら、得られるものは無限にある本。
もちろん細野氏の音楽が好きな人は、読むと、彼の作品の意味がよーくわかる。