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私が属するギター界はプロとアマチュアでなりたっているが、最近「美しいアマチュア」が少ない。プロの仕事は、アマチュアがいるから成立していることは勿論であるが、それにこびる必要もない。一般にプロと呼ばれる人は、その活動の中心が演奏であっても教授であっても、その芯にあるものは変わらない。それは「音楽に対する情熱」である。
はっきりいってしまうと、音楽に対する情熱があるから、他の仕事よりも音楽に関わる仕事を選択したのである。そのプロに対する敬意というものが、最近のアマチュアには欠けているように思う。同様に真剣にプロになろうとしている若手に対しても欠けている。
ネットなどで、好き勝手プロの仕事にいちゃもんをつけるのは勝手であるが、もうすこし節度を持ってほしいと思われる発言も多い。ミクシや、掲示板などでの、あるひとつの発言が、思慮のない賛同者を生むということを、あまりにもアマチュアさんたちは理解していないようである。
アマチュアはプロとは違うので、好きにやります…というのは勝手だが、プロの生活や自由を奪うような発言や行動は許されるべき行為ではない。
アマチュアは意見するな!と言っているのではない。アマチュアにはアマチュアの「美しい領域」がある。原則として、プロはアマチュアの演奏や発言に敬意を払っていると思う。であるならば、アマチュアがプロに対して領域侵犯しないことを、望む。
私個人が領域侵犯されたわけではないが、されている某団体があるので、いちおうここに「覚書」として記しておく。
ギタリストにも日常があります