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というわりには、のんびりしている。ノンビリしていると、やっぱり締め切りとか、コンサートの準備に慌てることになるので、やっぱり「師走」なのかもしれない。（わけわからん）
金曜は現代ギター社でレッスン。普段なら10時過ぎまでレッスンなのだが、今日は最後の生徒が2人休み。ちょこっと早く帰れる。ということで、帰りは、原宿で下車。久々に一駅歩く。なんとなく街は寂しげ。何故だがわからないけど。
楽器
生徒に購入を頼まれた楽器＆購入した本（楽譜）で持ち物がヘビー。で、歩いていたらなんとなく体力がついたような気になってきた。
「New Look at Sedovia」という本。ギタリスト、セゴビアの研究本。セゴビアがどのようなアプローチで、編曲をしているかなどについて研究した本。ちょぴっとナルバエス「皇帝の歌」の解説だけ読んだが、なかなか勉強になった。ビウェラのオリジナルバージョンとの比較などは、なかなか渋いが、実にためになる。
セゴビアという人は、やはり「いいギター音楽」を作っていたのだな〜となんとなく思う。今更、であるが。
ドイツの歌曲集を購入。これにはギター伴奏がついている。ドイツは民謡などをギター伴奏で歌うことを国自体が推奨しているという話をかつて聞いた。一般市民の音楽教育においても、ピアノなどの持ち運びが困難な楽器よりも、ギターが推奨されているというようなことであった。
なかなか面白そうなので、弾き語りでもしてみるか…大作曲家を多く生んだ国なので、いい旋律が見つかるかもしれない。
ギタリストとみかわの精神と肉体を守るための、とみかわ自身による計画「明日にむけて」プロジェクトが今日から発動している。
簡単に言えば、日曜を「休み」にすること。今日から鎌倉のレッスンがないのだ。これで、少し家でのんびりできるということである。 やはり鎌倉へのレッスンによる拘束時間は長い。そして体力的にもきつくなった。原稿や練習との兼ね合いを考えると、やはり鎌倉のレッスンを辞めるしかないのである。
クリスマス飾りなどを購入。ぴかぴか点滅するサンタの置物、クリスマスツリー（ちいさいやつ）などを購入。玄関に飾るとなんとなく「12月」な感じがする。
で、ひさびさに夕食。落ち着いていていい感じである。ビール2杯、そのほか、いつもどおりの焼き鳥コース。ここは、いつもジャズが流れてる。でも、ただの焼き鳥屋。冷奴が旨し。
蕎麦を食。久々に「山菜おろし」なるものを注文。初めて入った蕎麦屋だが、けっこう旨い。しかも4時までランチタイムだそうで、コーヒーまでついてきた。今後贔屓にしようかね。
どの人間の精神も自由である。その自由を妨げる権利は他人にはないし、「まっとうな大人」であれば、その精神の自由は絶対に他人によって汚されないということが分かるはずである。
だが、子供の精神は違う。子供の精神は汚される可能性がある。汚されないである程度の年齢までいかないと、その子供の「健全な精神」は存在しえない。大人の事情で、こどもの精神を汚すのは「罪」である。
なんとなく、そのことを理解していない大人が多いということだ。ある人間には、その人を取り巻く状況（客観的事実）と、その状況と関わって生きている自分、という2つしかないと考えている「大人」が多いということを私は最近気づいた。もうひとつ、何事にも犯されることがない「こころ」というものを、どの人間も持っているというを、もっと多くの人に気づいてもらいたい。そして、幼少期にその心を大切にされずに育てられた子供は、状況とその状況下に影響を受けている自分の感情のみが、「人生」であると勘違いしてしまう。
話はがらっと変わって、マイケル・ヘッジスの話。最近、聴きなおしている。やっぱり素晴らしい。というより、結局、「御塩」さんはヘッジスというネタ元があって、それを日本人向けにアレンジしただけ。
それをまねしている、アマチュアギタリストの大半は「おばかさん」である。木をみて、森を見ず。「御塩」も一丁前に、作曲してはいるが、まったく、レベルが違う。ヘッジスを聴かずして、「御塩」を賛美するのは、阿呆のすることである。
日本で、評価の低いクリストファー・パークニング。今、聴いているが、やっぱり・・・この人も凄いな〜。カリスマ。凛とした演奏とうのは、こういう人のことを言うんだね。
日々練習しているが、なんだか達成感がない。なんとなく次のコンサートのために、締め切りを決めて練習している感じ、とでもいうのだろうか？
この状態を打開するために、練習ノートを最近つけている。ほんの一ヶ月前からだが、簡単な紙切れに、今週のタスクとその結果を簡単につけていた。
まあ、これだと、あとで紙切れがばらばらになってしまうとなんとも整理できない。ということで、本日大学ノートを買ってきて、練習ノートにすることにした。
左側が月〜土までの記録用。見開き右側が、その週のタスクを書き込んでおく。このタスクにはできるだけ違う分野の達成目標を選んでピックアップしておく。例えば、ある曲は暗譜を、ある曲では譜読みを、ある曲では表現を研究、ある曲はCDなどの他の人の演奏を聴いて表現を練りこむ…などである。
まだ、始めたばっかりなので、どのように変化していくかわからないが、とりあえず、一週間6タスクでやってみようと思う。
練習日記をつけているのはいいが、なんともはや、一週間6タスクは重いということに気づいた。
ということで、今週からは3タスク。まあ、これで達成感を得るほうがなんとなく人生を無駄にしないような気がします。
フルートとのライブ。危険視していたテデスコが思った以上に弾けて自分で感激。なんどもやっているピアソラがなんとなくミスが多かったのが、残念。というよりも、安心してはいけませんね。毎回ゼロからしっかりと練習しなおさないと。
学生ギターコンクールの同期である、S君がライブに来てくれて、フレージングを褒めてくれた。なんとなく嬉しい。
今週の原稿は2本。1本は「名曲演奏のてびき」の追加。それと来年から連載が始まるファリャの前哨戦連載2回分のうち前編。「名曲演奏の手引き」は3人くらいのプロギタリストからの押し付け（失礼！）仕事。今から一晩で書く予定。
ギタリストにも日常があります