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友人のライブにいく予定。今月は自分の演奏がひとっつもないが、他人の演奏を聴きに行く機会が多い。招待券をもらったものは、時間の都合のつくかぎりいくことにはしているので、それもけっこうある。
まあ、他人の演奏を聴くのは、とても刺激になるので、なんとなく「ちくしょ〜」って思うわけである。この「羨望」がないと、どうも練習しない性質なので、やはり他人の演奏は聴かないと駄目。ついでに、「くやし〜」と思わないと、これも練習する気がおきないので、やはり月イチくらいは人前で弾かないと駄目になっていくのだが、今月はたまたま演奏予定が入っていない。
まあ、これもこれでいいか、と。なぜなら、10月があまりにもハードだったから。4回も演奏すればいいですね。じゅうぶん。それに、他人の演奏会の企画までやってしまったのだから、おつりがきます。
ということで、11月は演奏はなし。というか、何も仕事がなかっただけだけど。家での練習に精をだします。
先日もこの日記で書いたが、最近インターネット経由での入門者や体験レッスン希望者が増えた。
まあ、体験レッスンは「門戸は広く！」というポリシーで、無料ということにしているが、なんだか、これも意味不明な内容の場合も多い。おい、ちゃんと教室の内容理解しているか？という感じのものも多いのである。
ピックとギター以外何が必要でしょうか？とかね。…うちはクラシックだから「指でひくの！」と怒ってもしょうがないので、「ピックもギターも持ってこなくていいですよ〜」って優しく対応すればいいだけだからね。
問題は、なんだか人格に問題がありそうな人…一見普通に見えそうな人ほど危険度が高い。身なりが嫌にしっかりした人とかは、割りに危険度が高いのだ。
とにかく、一番困るのは、やたら質問が多い人。そんなに質問が多いなら、入門してくれ！と言いたくなる。そんな内容なんて自分で調べろ！と言いたくなるようなことが実際多い。これは体験レッスン時での話しであるが、「自分はクラシックが好きなんですよ…」としゃべり始め、だから「ギターでもバッハとか弾きたいんですよね」とかいうので、じゃあ、基礎からしっかりとやってもらうしかないですね…というと、怪訝そうな顔をする…。「先生、本当にギターでバッハで弾く意味があるんでしょうか？」などと、とうとう言い出す始末…。あんたの脳はどうなっているの？という思考システム。私は付き合いきれません。
「絶対入会してくれるなよ…」というオーラを出し続けていたので、結局、その後連絡はありませんでした。よかった。
いるんですね。こういう「気持ち悪い!・・・」入会希望者が。本人に悪気がないだけに、扱いが難しいんだけどね。
秋は忙しい。自分の演奏がないのに忙しいのは、他人の演奏会を聴きにいっているからだ。招待されるので行くわけだけど、打ち上げまで参加してしまうと、ついつい飲みすぎる。
芸術の秋！ということで、生徒も増える。で、もともと満席状態のところに、体験レッスンを入れていくので、必然的に忙しくなっていくのだ。
来月からは鎌倉を退職するので、日曜日が完全休みに！これでやっと、定休日ができた。それまでは何とか、体を破壊しないようにせねば…
ということで、今月末に、我が人生初めての人間ドックを受けに行く。どんな感じなのか、何故か今からワクワクしている。
忙しい理由として、最近原稿書きの依頼が多いことがある。先週で、曲目解説5つ、で、今現在（ほんとに今ね）奏法解説を3本執筆中。
3000字という微妙な字数に苦戦中。とっくに「下書き」はできているのだが、なかなか字数が減らない。いっそのこと、8000とかだと書きやすいのだが…。
表現・技巧・練習法・運指…などを全部盛り込もうと思うと、とてもじゃないけど3000では収まらない。
というのを、現代ギター社でやってきた。これは11月14日のことで「ギターエチュードを考える」という座談会。なんとも現代ギター…な企画で、（いちおう）今ばりばり活躍中の演奏家兼先生、ということで呼ばれたわけです。
基本メンバーは、現代ギターの学校で教えている先生ということです。ということで、年代も皆近いので、リラックスしながらも、熱い議論が展開されました。普段会うことは多いけど、あまり真剣にこのような“教授方針”みたいなのって話しませんからね。勉強になりました。
先週原稿を完成。やはり、3000字という字数で奏法解説はつらい。短い。いっそのこと10000でお願い、っていうほうが、引き受けた瞬間は「うわー」だけど、結果としては満足いくものができると思う。
まあ、なんだかんだ、文章で音楽の表現やらなんやら説明するのは限界があるんだけどね。
東京国際というコンクールが始まっている。というより、今日2次予選が終了している予定だ。明日、余力があれば、本選を聴きにいってみようと思っている。
三茶、池尻、と2駅歩いてみる。意外と楽である。というより、もともと歩くのは好きなので、別にダイエットというわけでもないんだが。
でも、三茶には誘惑が多い。四谷こうや系のラーメン屋Mが帰り道にあるのだ。ここで食っては歩く意味がない。ダイエットではないといいながら、少し痩せようという邪念が、少し、ある。今日はなんとか食わずに過ごした。それにしても246沿いはラーメン屋が多い。次回から違うルートも検討せねば。
ということで、生まれて初めての人間ドック…というよりは、留学かた帰ってから初めての健康診断。
フリーランスは健康が第一！ってことですね。場所は日赤病院。想像以上にでかくてビビってしまった。
自宅より歩いて約45分ほど…広尾というのも意外に近いです。午前10時〜で、2時間弱で終了。半日ドックというやつです。支払いが診察カードを機械に通すだけでできるという素晴らしいシステムも初体験。
朝から何も食えなかったので、病院近くの蕎麦屋で、カレー南蛮。注文してから2分くらいで到着…の割には旨い。というより、空腹だったから旨いのね。その後、ノンビリ歩いて帰宅。途中、タワーレコードにより、ポンセ「しおれた心」の歌バージョンが収録されているCDを購入。
昨日米国から到着のメルベイ社「ギター教授ハンドブック」を読むために、近所の喫茶店へ。近所とは言っても松涛。最近、ここにできたベローチェが穴場である。空いてる。もともと店が広い。ということで本を読むには最適。
個人的に他人の快適さを奪うのは「悪」だと思う。「禁煙」をうたっていない居酒屋で、「ちょっと！さっきから煙いんだけど！」と近所のねーちゃんに、“突然”切れられたのをきっかけに、今月11月の我がポリシーは「他人の快適さを奪うのは悪！」というものになっている。
悪は電車の中にも存在する。人のヘッドフォンの音を「うるせーよ！」というのはいいが、言い方が気に食わん。とはいっても、一応音量は下げる。私が問題にしているのは、ものの言い方である。人に注意するのは、もう少し丁寧にしたほうがいいのだ。
上記2つの悪
上記の「悪」二つは、どちらも「ものの言い方」ができていない、というのが、大問題である。どちらも「自分は正しい！」と思って人に注意するのはいいのであるが、まったく他人に対する敬意を払っていない。半分キレルようなものの言い方しかできないで、他人に注意をする権利は100パーセントない！のだ。
外部の音楽教室でレッスンをしていると、挨拶もなしに受付で退会手続きをして、辞めてしまう生徒がいる。
これも「悪」である。まあ、そういう人は、どんな社会でもやっていけないとは思うけどね。勝手にしな！という気持ちもあるが、本人はそれでいいと思っているのだろうか？
世の中狭い、ので、今後私に再会しないとも限らない。そのときに、気持ちよく会話ができるのかね？少なくとも私のほうは、いい印象は持ちませんね。
嘘でもいいから、退会する理由を教師に本人が伝えてから、受付で退会手続きをするのが、礼儀である。
他人の快適さを壊すな！
以上のように、世の中にはちいさーい「悪」が存在する。この点において、昔の「悪」は、もう少し、礼儀があったような気がする。
上記に書いたような今の「悪」の特徴は、相手の快適さを壊すのを何とも思わない人間が行っている点にある。結論として、礼儀がないってことね。
と、ちょこっとムカつき気味な日記でした。
ギタリストにも日常があります