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ミスチルの曲集録音である。まさか俺が？という感じなんだが、まあ仕事なので引き受ける。
ギターソロにアレンジされたものの録音を担当というわけである。編曲を弾けばいいわけだから、まあ楽っちゃー楽な作業だが、一応原曲の感覚をつかまねばならない。
ので、渡されたMDを聴いている。ざーっと通して聴くと、なんとなく「チューリップ」っぽい。財津さんのバンドね。ミスチルについてはぜんぜん知識がないのだが、おそらくビートルズとかのファンなんだろうね。
あとミスチルの特徴。「ベースの音がしょぼい」。これでもかというほど、ベースラインは結構凝ってはいるのだが、音がしょぼすぎる！曲によっては、打ち込みベース？と思わせるようなものもあり、なんだか聴き応えがない。
まあ、最近ナイアガラムーン・リマスター＆バンドワゴンを購入しヘビーローテーションなので、そのせいかもしれない。つまり、ミスチルは桜井さんのソロ・プロジェクトと捉えるのが正しいのかね？バンドの音ではない。
現代ギター誌に連載中「アルベニスの生涯」に加え、レパートリー充実講座でもアルベニスの奏法解説をやっているが、割合好評。とはいっても、数人のギタリストから連絡をもらっただけではあるが。われながら、いい解説である。自画自賛。
現在編集中の第2回は「セビーリャ」であるが、これも最初1万5千字を突破してしまい、シェイプアップするために「もういちど書き直した」。が、それでも1ページオーバーしてしまい、明日もういちど読み直し、削らねばならない。逆に少なく書くほうが作業的には難しいものですね。
ギタリストにも日常があります