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バスク語入門(下宮忠雄)

バスク語・・・スペイン北部、カンタブリア海側の独自の言語である。
この本は、一応そのバスク語の入門書であるが、実はバスク文化入門書の色合いのほうが濃い。

だから結構、文法部分はトバシ気味・・・(もちろん概略は分かるようになっています)
バスク地方の民謡が楽譜とともに載っていたり、詩や昔話がてんこもり。

ああ、こういう言葉のこういう文化が「バスク」なのね~と思ってくれれば成功なのである。

ちょっと文章も古い・・・がとりあえず、スペイン文化をふかーく知ろうとする人は、読みましょう。