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伴奏者の発言

名伴奏者(ピアノ)であるジェラルド・ムーア氏の本。
日常の練習・・・という項で、「一にも二にも自分自身をよく聞く事」が大事だと唱える。
至極まっとう。付け加えて「これを学ぶことが一番むづかしい」という。
ああ、ギター弾きにも当てはまる。
というより、全音楽家に当てはまる。

初見心得、なども書いてある。初見に挑む前に、必ずテンポをとること!と述べる。
ああ、これも「あたりまえ」なのだが、なかなかこれが無意識にできるようになるのには時間がかかりますね。

・・・という具合に、毎回読むたびに反省・・・勉強になる本。
伴奏者以外にも、充分役立ちますね。

(でも、薄い本の割りに、高価である。何故?)