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ドメニコーニ自作自演CD Vol.2

カルロ・ドメニコーニ自作自演CD Vol2である。
ドミニコー二の組曲を中心に収録されている。

12のプレリュードは様々なスタイルで書かれていて、非常に面白い。
1曲が長くて1分強というのは、いいですね。
ドメニコーニ入門としていいということです。
フーガあり、トルコ風有り、ブルース風あり・・・
タイトルも「歌」とか「夢」とか「夜の歩道」などとなっており、数曲組み合わせて演奏するのもいいかもしれまん。

個人的には「ロビンフッド組曲」が収録されているのが嬉しい。
古典的な和声でかかれており、物語がイメージされやすい。
来日公演での、演奏も印象に残っているので、自演CDが欲しかったのである。

この自作自演集の解説はすべてドメニコー二が執筆している。
例えば、この「ロビンフッド組曲」はロビンフッドのお話が書かれているが、この曲が物語を描写した音楽であるとわかる。

この第2集で面白いのは、南米風作品が収録されていること。
それでもやっぱりドメニコーニ風である。余韻を大事にするというか・・・。

どちらにしても「コユンババ」だけがドメニコーニではない!と断言したくなるCDである。
まだまだ良い作品を書いていくだろう作曲家である。