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「音楽観想」(みすずライブラリー)

ルバートに関する記述や、ダイナミクスについての説明、などなど実に参考になる。
固い文体(訳の問題?)のため、とっつきにくいが、勉強になる本。

118ページあたりの「筋肉群の交替」
120ページの「呼吸は全生命の始めと終わり」
142ページの「8分の6拍子」の説明の“しかた”
165ページの「不協和と協和の関係」
などなど、硬質だが、印象深い定義がたくさんあり、音楽家には参考になる。