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「作曲家の発想術」(講談社現代新書)

先日小田原に出張演奏に行った帰り、本屋に立ち寄り暇つぶしに買った本。
作曲家、青島広志の著作。
作曲家という「職業」「仕事」について、面白く書いてあって、とっても暇つぶしには良かった。

もちろん音楽についてもわかりやすく、そして「なるほど!」と思う点もいくつかあり、その点では勉強になった。例えば・・・217ページあたりのくだりは、とっても分かりやすい。
音楽の最小単位は2小節、これを動機、これが2つくっつくと小楽節、この小楽節が2つつくと大楽節・・・これを童謡の詞の仕組みと対比させているあたりは、音楽に詳しくない人でも「なるほど~」と思うに違いない。