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「西洋音楽史」(中公新書)

岡田 暁生氏の著作。
音楽史というと、名前の羅列!みたいな雰囲気があるけれど、この本は読みやすい!
音楽史の流れを一般的な文化の流れとともに概観。
単純に読み物としてとても楽しい。
かといって、簡単になりすぎていないのも良い。

「バロック=バッハ」という図式をはっきりと否定しているのも痛快。
(バッハはバッハだからね)

19世紀サロン音楽についてしっかりと取り上げているのも好感。